MuseScore Proの違いや登録方法と解約方法の解説

MuseScore
ドミ
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こんにちは!日曜指揮者のドミです。

先日MuseScore Proを解約したので、その方法についてメモ書きしておきます。

有料サービスであるMuseScore Proは現在1カ月の無料トライアルキャンペーンをしています。
上手に使えば非常に便利なサービスですので、ぜひ活用しましょう。

今回は初心者の方向けに登録方法についても説明しておきます。

解約方法が早く知りたい方は↓の目次から飛んでください。

MuseScoreとは

「MuseScore」は無料で使える楽譜制作ソフトです。

直感的な操作で分かりやすいことが特徴で、初心者の方でもきれいな楽譜を簡単に作成することができます。

アイキャッチ

また、Musescoreには「Community」というサービスがあり、そこでは自身が作成した楽譜をアップロードしたり、他人の作成した楽譜をダウンロードしたりできます。

音楽好きにはとても便利なサービスなので、ぜひ一度触ってみてください。

ドミ
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楽譜制作ソフトと言えば、少し前まで5万円以上する「Finale」一択でした。MuseScoreは無料なのにFinaleと同じくらい使えます。すごい!!

ソフトのダウンロードは↓のリンクからどうぞ!無料です。

Download
世界で最も人気のある楽譜作成ソフトで美しい楽譜を作成・演奏・印刷しましょう

無料会員と有料会員「MuseScore Pro」の違い

基本無料で使えるMuseScoreですが、月額$9.99(約1,400円)or年額$69.99(約8,000円)MuseScore Proに加入することで、さらに便利になります。

無料会員とMuseScore Proの違いは以下の通り。

特典無料会員MuseScore Pro
①Community上での再生時の楽器変更、音量変更、ミュート×
②楽譜のアップロード
(直近5スコアのみが公開)
無制限
③楽譜のダウンロード
(パブリックドメインのみ)
無制限
④プロフィールにスコアを固定×
⑤楽譜を見た人の統計データ確認×
⑤Youtubeチャンネルに楽譜や音源をアップ×
⑥広告の表示
(もとから少ない)
なし

MusseScore PROに加入してもソフトの機能が追加になるわけではないですが、MuseScoreが提供する「Community」での機能が充実します。

この中で最も魅力的な得点は③の楽譜のダウンロードです。

MuseScoreの「Community」では様々な楽譜のダウンロードができますが、無料会員がダウンロードできるのは著作権が放棄されたパブリックドメイン(オリジナル作品)に限られます。

アーティストの楽曲など、著作権がある曲はMuseScore Proにならないとダウンロードができません。

ドミ
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ちなみに、私は広瀬香美の「ロマンスの神様」の楽譜が欲しくてMuseScore Proになりました。

MuseScore Proの無料トライアル登録方法

MuseScore Proは現在、1カ月間の無料トライアルキャンペーンを実施しています。

無料期間が終了すると自動的に年額$69.99(約8,000円)の有料会員へ変更になるので注意しましょう。

欲しい楽譜を無料で手に入れたい場合は、無料トライアル中にダウンロードし、忘れずに解約しましょう。無料期間中に解約すれば料金は発生しません。

登録ページは英語のページから行います。分かりにくいので、画像付きでご説明します。

登録にはクレジットカードかPayPalのアカウントが必要です。
事前に準備しておきましょう。

①musescoreのホームページに行く。(https://musescore.org/ja)

②ログインする。(アカウントがない場合は指示に従って作成しましょう。)

③メニュー内の「プロフィール」をクリックし、改めてプロフィール欄をクリックすると「Go PRO」が出きますので、それをクリック。

登録方法①

④「Try for Free」をクリック。

登録方法②

⑤「TODAY CHARGE:$0」と表示されていることを確認する。
表示が異なる場合は「Redeem special offer」のスイッチをクリックしてください。

⑥支払方法をクレジットカードかPayPalのどちらにするか選択し、「Continue」をクリック。

登録方法③

⑦支払情報を入力し、「START FREE TRIAL」をクリック。

無事登録完了です!

MuseScore Proの解約方法

MuseScore Proには1カ月間の無料トライアルがありますが、無料期間を過ぎてしまうと自動的に年額$69.99(約8,000円)が発生してしまいます。

無料期間内で解約すれば料金はかかりません。
お金をかけたくない場合は必ず無料期間内に解約しましょう。

解約のページはすべて英語です。英語が苦手な人でもしっかりと解約できるよう、手順をご紹介します。

①musescoreのホームページに行く。(https://musescore.org/ja)

②ログインする。

③プロフィールの欄をクリックして、メニューが出たら「環境設定」もしくは「Settings」をクリック。

解約方法①

④「Subscription」をクリック。

解約方法②

⑤「Cancel your free trial」をクリック

解約方法③

⑥「無料期間があと〇日残っていますが本当に解約しますか?」という確認メッセージが出てきます。解約するには「Yes, cancel my 〇 free days」をクリック。 (画像は終了3日前のもの)

解約方法④

「Your subscription has been cancelled.」が表示されれば解約完了です。

解約方法⑤

Settingの画面に「Subscription」が出ない場合

MuseScore Proに登録した直後では「Setting」画面に行っても↓のような画面が出てしまい、「Subscription」のボタンがありません。

SettingにSubscriptionが出ないとき①

どうやらアカウントの設定には1時間ほど必要なようです。設定が完了するまで待ちましょう。

登録の次の日にログインしたときの画面は↓こちら

SettingにSubscriptionが出ないとき②

解約手順の④と同じ画面が出てきますので、あとは上記で説明した通りの手順で解約することができます。

アカウントの設定中でも楽譜のダウンロードはできるので、この間に無料で楽譜をダウンロードしてしまいましょう。

まとめ

今回はMuseScore Proの登録方法と解約方法についてまとめました。

MuseScore Proの無料トライアルを活用すれば、著作権がある曲でも無料で楽譜をダウンロードできます。

しかし、MuseScore Proの収益の一部は著作者に還元されているようなので、音楽の発展を願う方はぜひMuseScore Proを継続利用し、お金を注ぎましょう。

ちなみに私は、欲しい楽譜がなかったのと、そのほかの特典も特に魅力に思わなかったため解約しました。

いずれ楽譜のサブスクリプションとしてMuseScoreが流行りだしたときには、また戻ってきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

不明点や間違い等あればコメント欄へご指摘いただけますと幸いです。

コメント

  1. mob より:

    ガチ初心者な質問ですいません(´;ω;`)
    楽譜の印刷の方法が知りたいです(´;ω;`)

    • コメントありがとうございます!!

      musescoreの楽譜印刷は以下の手順でできます。
      ①Community(https://musescore.com/community)で欲しい楽譜を探す。
      ②目的の楽譜をクリック
      ③画面右に表示される「Douwnload」をクリック ※「Print」機能はMusescorePro会員専用です。
      ④ファイルの形式を聞かれるので、「PDF」をクリック。
      ⑤楽譜のPDFデータがダウンロードされるのでそれを印刷

      これで印刷できると思いますがいかがでしょうか?

  2. アメ玉 より:

    質問失礼します。現在解約する手続きが変わっているのでしょうか、無料期間内に解約したいのですが、ブログ内で紹介された手順通りに進めても、解約できる項目がsettings画面に出てきません、pc windows10です、Google ログインで、支払いはpaypal を設定しています、宜しかったら回答お願いします。

    • コメントありがとうございます!
      Musescore Proに登録した直後に解約しようとしているのでしょうか?

      登録直後は「アカウントの設定中」となり、解約ができないようです。
      1時間ほどでアカウントの設定は完了すると記載あるので、時間をおいて再度試してみてください。
      記事も更新しておきますね。

      登録後に時間がたってもsetting画面にSubscriptionが表示されない場合はお手数ですが、再度コメントいただければ頑張って調べます。

      • アメ玉 より:

        コントが遅くなり申し訳ないです。回答していただきありがとうございます!無事解決いたしました。setting 画面でも、paypalの方でもサブスク解除の項目があり解除できました。ありがとうございました。

  3. aiglon1018 より:

    情報を探していてここに来ました。
    お書きになっていることについて、教えてくださると幸いです。

    私は現在以下に登録しています。今日、Appleから次のようなメールが来たのですが、改めて無料版とこの登録版の違いが分からなくなりました。

    ***************************
    以下のサブスクリプションの期限切れが近づいています:
    MuseScore Pro(1年) – 12月25日以降は年額¥1,450。
    ***************************

    さほど高額ではないのですが、Pro版に登録した時は、作成楽譜をアップロードしたり、いい楽譜を手に入れたいなどの動機で登録したのですが、思ったほど有用ではないと思い、今は解約を考えています。

    ところでブログ主様が、無料会員とMuseScore Proの違いは以下の通り、と書いていらっしゃる中で
    私にとって一番気になるのは、①です。

        特典             無料会員 MuseScore Pro
    ①再生時の楽器変更、音量変更、ミュート ×     〇

    ・ここは具体的にどういうことか理解ができないので、ぜひ教えてください。もしこういうことができなくなったら根本的に困ったことになりますから、ぜひ確認したいのです。

    無料会員は再生時の楽器変更が×とありますが、この「再生時」というのはどういう意味でしょうか。
    作成中に「再生」することができないなどということは考えられないのですが、それとは違うことですか。
    また現在、楽譜作成時に途中で楽器指定を変更することはよくやっていますが、これはプロ版だけの機能ですか。
    また「すべての楽器」というメニューを大いに利用していますが、これも無料版だと「一般」メニューしか使えなくなるということですか。
    音量変更、ミュートというのは、ミキサーの機能の話ですか。

    解約すると以上のようなことがどうなるのか今ひとつはっきり掴めないので疑心暗鬼になって困っています。

    私は、楽譜を作成する時に、ミキサーを呼び出して、譜表ごと、あるいは複数譜表をミュートにして音のバランスをよく確認しますが、それすらできなくなるということですか。

    長々と書いて申し訳ありませんが、以上の点の内容をお汲みになってご回答いただけるととても助かります。

    • コメントいただきありがとうございます。
      返信が遅くなってしまって申し訳ございません。
      無料会員でもソフト上の楽器変更や再生は可能ですのでご安心ください。

      pro会員の特典はCommunity上で楽譜を再生した場合の楽器変更やミュートのことです。
      わかりにくかったので記事に追記いたしました。

      MusescoreのCommunityでは楽譜のダウンロードのほかに、ダウンロードしなくてもそのブラウザ上で楽譜の再生ができます。
      その際、pro会員だと楽器の変更やミュートができるのです。
      ダウンロードしてしまえばソフトのほうで楽器の変更やミュートはできますので、特に必要ない機能だと思います。

      それにしても年額¥1,450って安いですね。
      どうやったらそんなに安く契約できるんでしょうか?
      もしよろしかったら教えていただけると嬉しいです。

  4. isono より:

    丁寧な説明、大変参考になりました。今、”New Year sale — 83% OFF”をやっているので調べたらここにたどり着きました。
    有り難うございました。

    • コメントいただきありがとうございます。
      お役に立てたようで光栄です。
      たびたびセールで安くなっているようですね(^^♪
      節約したい方はセール中に登録するのも賢い選択だと思います。

  5. 初心者 より:

    「MuseScore PRO+」google検索でこのページが最上位に表示されます。

    >>直感的な操作で分かりやすいことが特徴
    MuseScoreに該当しないと思います。
    客観的に見て、操作感や視覚設計がされてなくて、わかりにくいし使いにくかったです。

    インターネット上の評判も良くないようです。作曲・採譜するのに適していない。
    出版業務では当然使わない。
    動作不安定、明らかな不具合、たくさんあります。

    FinaleやAdobe製品は完成版がちゃんとしていて、そこから機能制限の廉価版や無料版を出しています。
    MuseScoreは完成版がなくて、不完全な状態でオンラインの「PRO」を作った。
    楽譜を作りたいだけの人は、「PRO」に加入する必要がない。
    お金を払ったらソフトが使いやすくなるとはない。
    この情報が短くページ内にあると閲覧者に有益だと思いました。

    ありがとうございます。

    • コメントありがとうございます。
      「直感的な操作で分かりやすいことが特徴」がMuseScoreには該当しないのではないかとのご指摘ですが、パレットの中に記譜やアーティキュレーションだけでなく、テキストや5線譜の区切りなどの項目があり、個人的に分かりやすいと思って「直感的な操作」と表現しております。
      現に私は現在Finaleを使っていますが、コーダの扱いや5線の改行はどこで設定できるのか全く直感的ではなく非常に分かりにくかったです。

      また、「作曲・採譜するのに適していない。」とのことですが、吹奏楽コンクール用のスコアをMuseScoreで書いたことありますし、「適していない」は言い過ぎのように思えます。
      特にFinaleの無料版では8パートまでしか作れないので、吹奏楽用の楽譜を無料で書きたい人にはうってつけだと思います。

      「出版業務では当然使わない。」とのことですが、各種調整機能の充実さと過去の実績から出版社業界は圧倒的にFinaleを使っていると聞いたことがあります。
      とはいえMuseScoreでも基本的な楽譜はほとんどすべて書くことができるので、無料のソフトが業務で使えないからと言って悪く言うのは酷だと思います。

      MuseScore PROに加入してもソフトの機能は変わらないというのはご指摘の通り有益な情報ですので、記事内容に盛り込みました。
      ご指摘ありがとうございます。

  6. てん より:

    musescoreの30日無料トライアル中なのに、使用開始7日後にPROから1年分の請求がきて66$になってるのですが、

    返金可能でしょうか?まだ、1ヶ月たっていません。問合せしても送信出来てない感じです。
    すみませんが、ご存知でしたら教えて下さい。

    • コメントありがとうございます。
      問合せしても返信が来てないとのことでとても不安ですよね。
      残念ながら私はmusescoreの人間ではないので対応はできません。
      私の場合は1週間で請求が来るということはなかったので、musescoreさんのお返事を待たれるほかにと思います。
      力になれず申し訳ございません。

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