初めまして(^^)/
当ブログの執筆者ドミこと、ドミトリーです。
ここでは、ドミトリーって一体どんな人なの?
といった疑問にお答えしたいと思います。
この記事を読めば、
- 私が長いこと音楽に携わっておきながら実は音楽に詳しくなかったこと
- そんな奴がブログを始めた理由
について知っていただけるでしょう。
サックス歴12年のアマチュア指揮者。だけど音楽の勉強したことない。
私が初めて音楽に触れたきっかけは中学で吹奏楽部に入ったことです。
そこからかれこれ12年サックスを吹いています。
高校生になるとサックスだけに飽き足らず、学生指揮者にまで手を出し、
今でも社会人バンドでサックスを吹きながら指揮者を務めています。
そんな私ですが、大変お恥ずかしいことに、
指揮者なのに真面目に音楽の勉強をしていませんでした。
大変な愚か者です。
しかし、当時の私はこれでも「指揮者」としての仕事や、音楽について真面目に向き合っているつもりでした。
どうして勉強もしていないのに、真面目に向き合っているなどと思っていたのでしょう?
それは私の中学時代の成功体験に理由があります。
強烈な成功体験となった全国大会
中学生時代の私は、恩師の指導内容を理解することに全力を注ぎながら、
文字通り365日楽器を吹いていました。
環境にも恵まれて、3年生になると吹奏楽の甲子園といわれる夏のコンクールで全国大会に出場します。
当時私のいた九州地方は中学校の数が多く、1448校の中学校から3校しか出場できないという非常に狭い門でした。
この経験で、楽器がうまくなりたいなら、「とにかくたくさん練習するしかない」と考えるようになったのです。
当時は部活動の規制がゆるく、365日楽器を吹くことができました。
間違いに気付かない高校生時代
高校では、中学時代の経験を活かしたいと思い学生指揮者に立候補しました。
指揮者になると練習メニューを作ることができます。
私は中学の経験を思い出し、合奏や基礎練習の量を増やしていきました。
当時はみんなもある程度ついてきてくれて、コンクールでは3年ぶりに県大会まで出場できました。
限界を知った社会人バンド時代
私が22歳を超え、社会人バンドに入ったころです。
バンドの団長に「私を指揮者にすればどんなにこの団がよくなるものか」と熱烈にアピールし、団長は私の熱意を買って指揮者に任命してくれました。
しかしなぜか全くうまくいかないのです。
私はここでも、恩師に言われたことを思い出しながら、必死に指揮棒を振っていました。
中学時代の恩師の教えを忘れてしまったからにちがいないと思ってました。
社会人バンドの練習は週1で、練習時間が少ないです。
うまくいかないのは練習が足りないからだとずっと思っていました。
私は人よりたくさん練習するというやり方で全国大会に出場したため、他の上達方法について全く考えなくなってしまったのです。
その結果、12年も楽器をしておきながら、まともに音楽の勉強もしていない指揮者が完成したというわけです。
全国大会出場から約10年。私は愚か者になっていたのです。
私を変えたドラッカーの言葉
さて、日々の練習に物足りなさを感じていたある日、私は一冊の本と出合いました。
それがドラッカーの『プロフェッショナルの条件』です。
この本の中では、目まぐるしい変化の中で成果を上げるためには「継続学習」が重要であると書いてあります。
過去の栄光を信じ、全く勉強していないために、周囲の変化に取り残されて失敗しているのだと気が付きました。
私は大人相手に、恩師が中学生に向けて指導していた内容で指揮棒を振っていたのです。
大人相手に絵本を使って勧善懲悪を説くようなものですね。
中学生と大人ではやり方を変えるべきだったのです。
いちから音楽を勉強しようと決意!
私は今後も音楽活動を続けたいですし、様々な場面で活躍したいと思っております。
しかし、変化の多いこの時代に、10年も前の恩師の知恵だけで渡り合っていくことは不可能です。
そこで、
私はいちから音楽を勉強することに決めました。
そもそも、私の恩師は音大卒であり、すでに音楽の知識があったからこそ、正確なアドバイスができたのだと思います。
恩師が音大の先生と同じように、中学生の私に厳しく楽器を教えていたのなら、
私はとうに楽器を捨て、別の人生を歩んでいたと思います。
音楽の勉強内容を発信するのが当ブログの狙い
音楽の勉強を始めるにあたって、せっかくならブログにその情報をわかりやすく解説して発信していこうと思いました。
音楽についての情報は専門的でわかりにくいものが多く、なかなか読む気にならないからです。
なので当ブログはこんな人たちに打ってつけです!
当ブログの名前について
当ブログ「日曜指揮者のブログ」はボロディンの「日曜音楽家」からとっています。
ボロディンの本業は化学者でした。
作曲活動は副業的にしており、自らを「日曜音楽家」と称していたのです。
私も本業は化学系のサラリーマンをしています。
指揮者活動で一銭も稼いでいませんが、まぁ副業ということで、「日曜指揮者」と自称することにしました。(^^)/
終わりに
学生時代にお世話になった恩師の言葉のみを頼りに音楽活動している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
主観ですが、とくに楽器のスキルが高い人ほど、学生時代のやり方をルーティンとして大事にしている方が多い気がします。
そんな素敵なスキルを持った方が、私とおなじような挫折を味合わないためにも、どんどん情報発信していきます!!
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!(^^)/
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