こんにちは!ドミです。
6/9の今日は「ロックの日」です。
6(ろく)と9(く)のごろ合わせから、音楽関係のフリー・マガジン「DiGiRECO(デジレコ)」を発行する株式会社ミュージックネットワークにより制定されました。
ということで!
いくぜ~~!!盛り上がれ~~!!
今日はテンション爆上がり必至のロック曲を5曲ご紹介します!
そもそもロックとは?
「ヘビィーメタルロック」、「サイケデリックロック」、「プログレッシブロック」などなど。。。
現在ロックと名が付くジャンルは多数あり、どれも独自のサウンドで別々に発展しています。
そんなロックの起源は、1951年にDJのアラン・フリードがラジオでロックンロールという言葉を使用したこととされています。(諸説あります)
初期のロックはニューヨークのポップ音楽やアメリカ南部のカントリーウェスタンなどの白人音楽に黒人音楽が組み合わさってできた音楽でした。
その後様々な出来事があり、その度にジャンルが分岐し、ロックは今のように数多くのスタイルが生まれることとなりました。
この経緯は詳しく解説するととても一つの記事では収まらないので、また別の機会にまとめるとします。
ロックの共通点
ジャンルが多数に分岐しているため、一言でまとめることが難しいロックですが、あえて共通点を挙げるならば以下の2つです。
- エレキギターやエレキベース等、エレクトリックな楽器を使用している。
- 不条理な既成概念に囚われないこと(まさにロック!!)
吹奏楽でロックを演奏する場合、1点目のエレクトリックなサウンドは再現できません。
しかし、2点目のロックの精神は気の持ちようですから、演奏する際はぜひともロックな魂を表現したいですね。
ロックの歴史はこの本を参考にしました。
演奏会で絶対に盛り上がるロック曲5選
ロックの曲は盛り上げ上手!
ポップスステージなど会場の盛り上げにうって付けの曲から、コンクールの自由曲やシンフォニックステージなど様々な場面で使えるロックを5曲ご紹介します。
ロックには「魂」が大事です。聴衆にロック魂をぶちまけてやりましょう!!
ディープ・パープル・メドレー
吹奏楽でロックと言えばこの曲!!バリトンソロが最高にカッコいい!!
ハードロックを代表するロックバンド「ディープ・パープル」の名曲を集めたイカしたメドレーです。
ディープ・パープルは1968年から活動しており、一度解散していますが再結成し、現在も活躍しています。
中でも3曲目のスモーク・オン・ザ・ウォーターは有名ですね。
ハードロックらしく魂を込めてパワフルに演奏すれば、観客のボルテージが最高潮になること間違いなしです。
楽譜は25,520 円(税込み)です。
スクーティン・オン・ハードロック〜3つの即興的ジャズ風舞曲〜
冒頭からテンションマックスで、ホルンの迫力が凄い一曲。
途中のサックスソロもカッコいいです。
「スクーティン・オン・ハードロック」は「ハードロック通りを走り去る」という意味。
作曲者ホルシンガーの近所のハードロック通りは、30年ほど前まで町の中心として賑わっていました。しかし現在はさびれてしまい、今では近道をする時にしか使われない通りとなっているそうです。
この曲はその通りをしのんで作曲されたらしいですよ。
寂しさを嘆くのもロックンロール!気持ちを音に乗せて観客へ届けましょう!
楽譜は20,240円 (税込)です。
ロックバンドと吹奏楽のためのBサイド・コンチェルト
これは会場も盛り上がること間違いなし!???な一曲。
まさかの吹奏楽とロックバンドがコラボするという、今日紹介する中で最も「ロックンロール」しています。
ロックミュージックは斬新な取り組みを積み重ねたことで、現在の多様なスタイルが生まれています。この曲ような前衛的な挑戦はロックとしては自然な形なのかもしれませんね。
ロックバンド側のドラムは指揮者についてきてくれるのだろうか、、、実際にやる場合のことを考えると指揮者的には不安だらけです。
でも曲はカッコいいのでOKか。
楽譜は55,000円(税込み)。
フックト・オン・ビートルズ
イギリスの伝説のロックバンド「ビートルズ」のメドレーです。
ビートルズのメドレーはいくつか出ていますが、私はこの編曲が一番好きです。
比較的簡単に演奏できるのに、しっかりとビートルズの雰囲気があっていいですね。
楽譜は6,160円 (税込)です。
第九 Brass Rock
ベートーベンの「第9」をロック調にアレンジ。アレンジ次第でこんなにも変わるんだなぁ。
クラシック音楽のみでDJをしている水野蒼生さんは「ベートーベンはロックだ」的なこと言ってたし、ベートーベンの前衛的な音楽を考えれば、彼にとってこのアレンジは本望なのかもしれません。
交響曲第5番《運命》を「もしベートーヴェンが今この曲を演奏したら、どうなるだろう?」というコンセプトのもと、エレキの弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)とドラム、ベース、シンセサイザー、そしてマニピュレーターのバンド編成を率いてレコーディング。
https://tower.jp/article/feature_item/2020/01/10/1111
この曲はオープニングにも使えて非常に便利な一曲です。
ぜひみんなで盛り上がりましょう!
楽譜は6,930円(税込み)です。
文中に出てきた水野蒼生さんですが、交響曲5番「運命」をロックにアレンジしています。聞きごたえ十分ですよ!
まとめ
6月9日は「ロックの日」ということで、今日は演奏会で使えるロックの曲についてご紹介しました。
使えなさそうなやつも一曲だけありましたけどね(笑)。
ロックミュージックは今日も進化し続けています。ロックに決まった形はありません。
吹奏楽でロックをやる際には新しい形を模索してみてはいかがでしょうか?
また、ロックには世の中の固定観念に疑いを投げかけるような魂が必須です。
いつもは心の中に留めている魂をさらけ出してやりましょう!
吹奏楽には人間関係のもつれがつきものです。ロックをやるときにはそのうっぷんをぶちまけてみるのも面白いかもしれませんね。
他にも紹介したい曲はたくさんありますが、今日はここまで。他にもこんないい曲あるよ!という方はぜひコメント欄で教えてください。
勉強させていただきます。
本日も、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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