こんにちは!ドミです。
前から気になっていた肥満外来に行ってきましたので、感想とダイエットの進捗を記録としてこのブログで発信していこうと思います。
肥満外来ってなに?
肥満外来(ダイエット外来)とは病院に通いながらダイエットすることです。
専門的な指導やサポートを受けながら健康的に正しくダイエットすることができる点が魅力です。
肥満外来に行ったきっかけ
私はストレスを感じると過食になって体重が増えるタイプですが、今まではダイエット中は何とか食事を我慢することができていました。
しかし最近は、ダイエットをしようと思ってもダイエット自体のストレスでまた太るという悪循環に陥り、「あぁ、これはもう一人では痩せられないな」と覚悟を決め、肥満外来に行くことに決めました。
ライザップやパーソナルジムなどと比べた肥満外来のメリット・デメリットは以下の通りです。
私は保険適用により費用が安いこと、無理のないダイエットによりリバウンドの可能性が低いことを考慮して肥満外来を選択しました。
肥満外来を受診する前にやったこと(受診予約)
肥満外来を受診する前にはほとんどの病院で受診の予約が必要です。
ここでは病院選びから受診の予約までの私の流れをご紹介します。
病院決め
まずは肥満外来をどの病院で受けるか決めます。
最近は肥満外来を実施している病院も多いので、選ぶのも一苦労でした。
まずは治療方針が自身が望んでいるものかどうかチェックしましょう。
私は心理的なストレスで体重が増える傾向でしたので、心理療法士がサポートしてくれる病院で選びました。
病院の場所も重要です。肥満外来は1度受診して終わりではなく、継続して通うことになるので近場の方がおすすめです。
また、BMI35以上などの特定の条件を満たせば外科手術も保険適用になります。
しかし、対象の手術を実施していない病院もありますので、外科手術を希望する場合は実施している病院を選びましょう。
勇気を出して予約の電話
さて、病院が決まったらいざ診察だ!!!と行きたいのですが、肥満外来は当日受付で即受診とはいきません。
ほとんどは事前に予約が必要です。
私が予約した病院はサポート体制が充実していて人気なせいか、予約は2か月待ちでした。
初めの電話は緊張したことを今でも覚えています。
というのも太っているのは自制心が弱いからだとか、自己管理がなっていないだとか、自己責任な風潮が強く、人に頼って痩せようとするのはなんだか良くないことのように感じたからです。
しかし、そんなこと気にしていたら一向に痩せられない。自分ではもう痩せられない領域に来ているんだと自分に言い聞かせ、勇気を出して病院の電話番号にTELしました。
電話では「肥満外来の予約をしたい」と言えばあとは相手の指示に従うだけです。
私の場合、初診が2か月先ということもあり、予約の電話の中でこれまでのダイエット経験、現在の体重や肥満外来を受診しようと思ったきっかけについてヒアリングがありました。
肥満外来ってなにするの?~実際に受けた内容を大公開~
さて、予約から2か月が経ち、いよいよ初診の日が来ました。
初診は12:00に受付し、終わったのは16:30ごろで、値段は保険適用の3割負担で19,800円でした。
いよいよ初診!
初診で受けた内容は以下の通りです。
検査のため朝の8:00からごはんを食べないでほしいと指示があり、空腹に耐えながら各検査を受けました。
検査自体はいたって普通で、言われたまま検査を受けるだけです。
結果は当日最後の担当医による問診で異常がないか教えてもらえました。
栄養士による栄養指導
栄養士の指導は以下の通りで30分という短い時間でしたが、非常に充実した時間でした。
栄養士の先生は予約の電話をした際の担当者で、非常に親身になって私の話を聞いてくださいました。
予約時から現在までの体重の推移や体調などについて軽く話した後、現在の食事内容についてヒアリングがありました。
現在の食事内容は朝食抜き、昼飯は社食、晩御飯はコンビニ弁当ということで、野菜が不足していることを客観的に理解させていただけました。
野菜不足の対処法としてはボウル法が紹介されました。
ボウル法については後ほど詳しく解説します。
栄養指導では鶏むね肉やオートミールを使った簡単レシピや「マイクロダイエット」という代替食品をご紹介いただきました。
「マイクロダイエット」は注文票ももらいましたが、決して押し売りといった雰囲気はなく、あくまで一手段としてどうぞという雰囲気でした。
もらった注文票で注文すると相場よりも安い値段で手に入るようです。
最後にInBodyの検査をして終了です。
InBody検査では脂肪の量や体の各部位の筋肉量などが分かります。
測定の結果、私は体脂肪量が多いわりに筋肉量は平均並み(ふつうは筋肉も多くなる)であり、圧倒的なおデブちゃんということが分かりました。
ボウル法について
野菜不足解消の方法としてボウル法と呼ばれる手法を提案されました。
ボウル法とは「晩御飯の前に野菜・海藻をお皿(ボウル)に盛って、それを10分間噛んで食べる」というものです。
この手法は内臓脂肪は夜にたまるという特徴をターゲットにしているようで、噛んでいる10分間はテレビやスマホを消して、噛むことに集中することが重要とのことです。
さらに野菜を噛んでいる間はドレッシングを一切使ってはいけないという徹底ぶりです。
正直ハードル高いなぁと思っていましたが、実際にやってみると案外できるもので、4日後の現在も継続できています。
野菜を食べた後の夕食でも、ゆっくり噛んで食べることを意識して、満腹感を感じたら箸をおいて食べ止めることが重要とされています。
盛られたおかずをもったいないからと全部食べるのは絶対にNGとのことでした。
これまではご飯は残さず食べることが美学だと思っていたので、是が非でも全部食べていましたが、ボウル法を実施していからというもの「昨日の残りのおかず」という概念が我が家にもでき、食べる量も落ち着いた気がします。
担当医による問診
担当医の問診も30分程度で、内容は以下とおりでした。
まずは担当医の先生から肥満状態でいることのデメリットについて説明を受けました。
肥満は糖尿病や脳梗塞、脂肪肝など様々な病気に罹るリスクが上がるとのことです。
肥満がよくないことはわかっていましたが、改めてお医者さんから面と向かって言われると不思議とより重たく実感することができました。
続いては本日実施した検査の結果について教えていただけました。
審査の結果としては現時点で大きな問題は出ていないとのことでしたが、若干の肝炎気味ということが分かりました。痩せると肝炎も収まるだろうとのことです。
その後は万が一外科手術になった場合の説明で、私の場合は保険適用の規定範囲外(規定はBMI≧35なのに対し私は34.7)とのことで仮に実施するとなったら保険は適用できないと説明を受けました。
治療方針はもろもろの検査結果を加味して決定するようで、人によって大きく異なるとのことでした。
私の場合は筋肉量が少ないため運動を1日30分程度行うこととし、食事については栄養士さんから聞いたボウル法を実践することとなりました。
また過去の体重変化から心理的ストレスで体重が大きく増大するため、臨床心理士のカウンセリングも併せて実施する方針となりました。
次に以下の3つの約束事を交わしました。現在約束がどれくらい守れているかは後述します。
最後に次回の予約をして終わりです。
初診を終えての感想
自分の体について専門的な先生に意見もらうことで、ダイエットに向かうための気持ち作りができました。
自分では「もうだめだ」と諦めていたので、外来に行くことで気持ちの切り替えができたことは自分にとって大きいです。
現在8日目ですが、しっかりとボウル法は継続的できています。
また、3つの約束事については体重計に1日4回乗るのは結構大変で、なかなか継続できていません。
しかし1日1回も体重計に乗らないという状況は避けれらているので、体重管理として成功しているのではないかと感じています。
間食については私は元からあまりするタイプではなかったので、特に苦痛は感じませんでした。
同じく水についても日ごろから2L以上飲んでいるので、これも苦痛なく継続できています。
このブログで進捗をちょいちょい報告できればと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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また進捗ありましたらこちらも更新していこうと思います。
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